自分の仕事をやっているという意識が、大事だと思う理由【それぞれの働き方】

与えられた仕事でも、『自分の仕事』だという意識を持つことは、自分のために何より大事です。
初心を忘れるように、自分の仕事だという意識も、忘れてしまいがちにならないでしょうか。

この記事の目次

  • サラリーマンの後ろ姿が教えてくれたもの
  • 自分の仕事という意識
  • 誰もが忘れてはいけないものがある

サラリーマンの後ろ姿が教えてくれたもの

ここ最近、若いサラリーマンが、働く姿が目に留まりました。
デスクワークの仕事が主でしたが、ときおり来客の対応をし、またデスクに向かう。
ストーカーではなく、しばし観察してしまいました。

働く若い背中は、忙しく手を動かしながら、黙々と仕事に向かうエネルギーを感じました。
もしかしたら、与えられた仕事なのかもしれない。
もしかしたら、自発的な仕事ではなかったのかもしれない。
でも、しばし見ていると、『自分の仕事』をしている姿を感じたのです。

一日の中で、抱えた仕事をこなしていく、淡々と流れる時間なのかもしれない。
だけど、その若いサラリーマンの背中には、経験を積んでいく働く人が忘れてしまいがちな、「自分の仕事」意識を改めて教えらえた気がしたのです。

自分の仕事という意識

仕事の経験も、人生の経験も積んでいくと、『新鮮さ』という意識を失いがちになります。
最初は、自分の仕事だからと、引き締まる思いを持って、向かっていた仕事なのに、気が付くと、新鮮さを忘れ、与えられた仕事、処理しないといけない仕事と、片づけてしまったりしてしまう。

何も新鮮さや、緊張感の話をしているわけではありません。
一日の中で、多くの時間を注ぐ仕事というものに、どんな自分で臨むのか、なんのために働くのか、その意識を忘れてしまったりすると思うのです。

仕事=お金をもらうため
もちろん、それも間違いでも、非難されるものでもありません。
ですが、自分の労力と、時間を注ぐものであれば、その時間も注ぐエネルギーも、自分のものでなければ、勿体ないと思うのです

誰もが忘れてはいけないものがある

これは、雇われている側の人だけではなく、雇う側の経営者でも同じことがあると思います。
自分の仕事だという意識を忘れてしまったら、働き方も、動き方も、選択だって変わっていくでしょう。

そしてなにより、自分の仕事だという意識がなくなったら、辛く感じることが増えたり、感情も余裕がなくなったり、心が窮屈になっていくように思うのです。
それは、自分から発しているものではなく、動かされている感覚になるから。

自分の仕事という意識は、主体性がある意識です
同じ仕事をするにしても、それをどう捉えて、どう動くのかは、個々人の意識と判断です。

今回、若いサラリーマンの働く姿を見て、そんな大事なことを改めて思い出させてくれた気がします。

自分の仕事への意識いかがですか?

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