チェスの駒なのか、差し手なのか【それぞれの働き方】

働き方には、大きく二通りあると思います。
例えでいうと、『チェスの駒』なのか、それとも『チェスの差し手』なのか。

この記事の目次

  • モチベーションはどこから湧く?
  • 誰かと比べる必要はない
  • 自分の働き方を信頼する

モチベーションはどこから湧く?

自分のモチベーションが、どこから湧いているでしょうか?
モチベーションが湧く方向性として、大きく2つ、内側から湧く『内発的なもの』か、外側から湧く『外発的なもの』があります。

内発的なものは、自分の感覚や好きなもので、モチベーションが上がり、行動も思考も、判断も自分が基準で動き出すと言えます。
反対に、外発的なものは、周りの影響で、例えば指示であったり、評価であったりで、動く理由が、自分以外にあることを言います。

今回、チェスの駒で例えていますが、内発的なモチベーションで動く人は、チェスを動かす差し手。
外発的なモチベーションで動く人というのは、チェスの駒ということになります。

どちらがいいとか、悪いとか、それはないのですが、自分自身が、どんなモチベーション(=動機付け)で動くのか、知ることはとても大切だと思います。

誰かと比べる必要はない

先に書いたように、モチベーションの出所が違ったとしても、それが一概に、良い悪いの話ではありません。

チェスを動かす人ばかり揃っても、チェスがなければ、ゲームは成り立ちません。
自発的に、自分の意志のまま動くことが、必要とされる場面は、ときに多く求められますが、誰かの指示を忠実に実施する人もまた、求められる存在です。

ここで大事なことは、自分がどうなのかということです。
それを理解したうえで、『働く』ということを考える。
そこには、誰かと比べることは、必要ないってことです

ときに、誰かと競うことも、モチベーションを上げたり、新しい発想に結びついたり、必要な時はありますが、それ以外は、本来の自分らしい働き方をすることが、毎日の中では大切だと思います。

自分の働き方を信頼する

自分のモチベーション(=動機付け)がどこからなのか、それを知り理解したら、その先が最も大事なことです。
それは、『自分の働き方を信頼する』ということ。

自分の働き方を信頼するというのは、自分でも気が付かないような、自分の小さな採用や、得意なことを信頼することでもあります。
長く机に向かって、仕事するのが辛くて仕方がないともがく人は、そこにこだわることなく、自由に動き発送することが得意だったりします。

チェスの駒で例えたら、それこそ、チェスにはなれない差し手側になる人かもしれません。
みんなと外れてようと、それが自分の働き方なら、まずそれを信頼するのは大切です。

逆に、コツコツとルーティン作業をするのは得意だけど、自由に発想しなさいと言われると、急に苦手意識に襲われる人も、それが自分の良さであり、活かす働き方だと信頼することは、とても大事だと思います。

そして、一緒に働く仲間も、雇用した人であっても、それぞれの良さを自身が信頼することで、お互いの信頼にも繋がっていくのではないでしょうか。
それぞれの働き方が違うからこそ、補い合うこともできるし、新しい発想に繋がると思います。

さて、あなたは、チェスの駒でしょうか、それとも差し手でしょうか。
そして、その働き方を信頼できていますか?
ちょっと考えるきっかけになれば幸いです。

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