『頼る』という選択をする勇気【心のコンサル】

いつも前を向き、弱音も吐かず、仕事に邁進する。
そうやって、自分にムチばかり打っている経営者や、責任者の方は、多いのではないでしょうか。

この記事の目次

  • 自分にとっての『頼る』とは
  • 本当に心を緩める場所へ
  • 『頼る』という勇気が次に繋げるもの

自分にとっての『頼る』とは

『頼る』という言葉に、どんなイメージを持つでしょうか。
そして、頼る先は、どこをイメージするでしょうか。

会社を経営していたら、お金のことはメインバンク、経営のことなら経営コンサルティング、自分の心のことはどうでしょう。
社員の心のことはどうでしょう。

必死に頑張って会社を作った自分、社員を雇って引っ張る自分。
人は、ずっと頑張り続けられません。
頑張り続けるには、心も体も、緩んだ遊びの部分がなければ、向かってくる風にも、耐えるだけの余裕がなくなったりすると思うのです。

「自分は、誰かに頼っているだろうか」
「自分にとって頼るとは、どんなことなのだろう」
気持ちにも、感情にも余裕がなくなっていたら、そんなことを自問してみてください。

本当に心を緩める場所へ

心を緩める方法は、人それぞれ違うと思います。
その一つの方法として、本音を言葉に出せたなら、心が緩むきっかけになります。
ですが、人はなかなか本音を口にできないものです。
これまでずっと頑張ってきた人はなおのこと、本音を吐く=弱音を吐くことと避けていることも多いのではないでしょうか。

本音の中には、日ごろ思考で思っていることではなく、案外心の奥の方に、ずっと隠されている本音が大きかったりするものです。
その本音を吐ける場所、自分にとって、本当に心を緩める場所を持っていることは、自分だけじゃなく、周りのためにもなることです。

身近な家族、友人、自分が心を緩めるのならいいのですが、意外に、身近だからこそ、心配かけたくないと心を緩められない人も多いように思います。
本当に心を緩める場所…お持ちでしょうか。

『頼る』という勇気が次に繋げるもの

『頼る』ということは、決して悪いことではありません。
それは、頼る先の人を信頼するという行為が、前提にあるからです。

誰かを信頼し、頼る選択ができたなら、自分が抱えているものを少し棚卸することになります。
本音を口にするだけでも、自分の心の奥を棚卸するのです。
心の棚卸は、奥の方に仕舞い込んだ感情(本音)にも気が付きますし、感情の整理ができたら、余裕というスペースができていくでしょう。

商品の棚だけじゃない、心の棚も整理出来たら、周りの見え方も、新しい決断だって、考える力が湧くこともある。
頼るという勇気は、一見弱そうに思えるけど、次の勇気に繋がることにもなります。

いま、一人で抱え込んで、心も固くなっていませんか?
頼る→心を緩める→スペース(余裕)を作ることです。

自分のために、仕事のために、周りの人のために、頼る勇気出してみてはいかがでしょう。

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